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【Tigers Club House】駒田徳広氏、阪神D8位・石井大智への思い「元日本ハム・武田久みたいなクローザーに」

【Tigers Club House】

駒田徳広氏、阪神D8位・石井大智への思い「元日本ハム・武田久みたいなクローザーに」

石井大は甲子園で調整する。四国IL高知での駒田氏の教えは、今でもその胸に息づいている(撮影・水島啓輔)

石井大は甲子園で調整する。四国IL高知での駒田氏の教えは、今でもその胸に息づいている(撮影・水島啓輔)【拡大】

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 阪神の話題をさまざまな角度から不定期で提供する新企画「Tigers Club House(タイガースクラブハウス)」。第3回は、現役時代は「満塁男」と呼ばれ、巨人、横浜(現DeNA)でプレーし、通算2000安打も記録した駒田徳広氏(58)を直撃。2016年から四国アイランドリーグ(IL)高知の監督を4年間務めたときの教え子で、阪神のD8位・石井大智投手(23)への思いを熱く語った。(取材・構成=三木建次)

 東京都内で取材に応じた駒田氏は、2月のキャンプ中も中継の映像などで石井大をチェックしていたことを明かした。

 「甲子園での巨人戦(7、8日)は素晴らしかった。直球も速くなっているし、得意球のシンカーは、高知で見ていたときよりも打者の手元でボールが抜ける感じ。だから、空振りが取れているのではないか」

 2人の出会いは17年11月、四国ILのトライアウト。「直球は最速136、7キロ。回転のいい球を投げるし、独立リーグでは通用すると思っていたが…。NPBにいけるとは正直、思っていなかった」と振り返った。

 それから1年。直球は最速152キロへと向上した。「技術的なことは(投手コーチの)吉田豊彦(元ダイエーなど)に任せていたが、練習への取り組み方が他の選手とは違っていたね」。石井大に大きな影響を与えたのは、高知入団直後、駒田氏から受けた、ある“教え”だった。

 「『反復練習は20%。残りの80%は技術を高める練習をしなさい』と言いました。他の選手がやっていて『いいな』と思ったら、マネでもいい。とにかくやってみる。反復練習ををナンボやってもそれ以上は伸びない」

 駒田氏が初めて規定打席に到達したのはプロ7年目の87年。王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)や当時の松原誠打撃コーチらのアドバイスを聞き、練習法を参考にした。フォームを毎年のように変え、挑戦と試行錯誤の繰り返しが通算2006安打に結実した。

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