2021.4.14 07:30

【エモやんの舌好調】巨人・原監督の「王道野球」采配に脱帽 広岡スタメン、梶谷3番、継投ズバリ…

【エモやんの舌好調】

巨人・原監督の「王道野球」采配に脱帽 広岡スタメン、梶谷3番、継投ズバリ…

5回を終えベンチで話す巨人・原辰徳監督 =東京ドーム(撮影・中井誠)

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 (セ・リーグ、巨人2-1中日、4回戦、巨人2勝1敗1分、13日、東京D)原監督の采配にはホント、参る。こうもズバズバと決められたら、脱帽するしかないよ。

 打線全体の不振があって、6番に石川、7番に広岡をスタメンに入れた。正直に言うと、エモトは試合前、「打てそうもない空気だな」「チョコマカと動く選手を1人でも入れた方がいいのでは」などと、ため息をついていた。それがどうだ。石川は二回に二塁打。そして広岡が七回に決勝の本塁打だもの。

 あえて厳しいところに送り出し、切羽詰まった状況に追い込み、奮起を促して、力を発揮させる-。見事な操縦術だね。

 その最たるものが、梶谷を6番から3番に“昇格”させたこと。試合前まで打率・153。「3番に置いたら、精神的な負担が増して余計、打てなくなるのでは」と、ここでも首をひねっていたんだ。それがいきなり、一回に先制の中前タイムリー。三回にも中前打。エモトの予想を、ことごとく外してくれたね。

 さらに投手リレーも、ズバリ。被安打0の先発サンチェスは八回1死で交代。1つでも多くのアウトを稼がせておいて、中川、デラロサとつないだ。打線が不振なときは、なんとかして得点をひねり出し、少ないリードを守り抜く。お手本のようなシナリオだ。

 したがって、はたから見れば薄氷を踏むような勝利も、実は原監督一流の「王道野球」。チャージのきっかけになる、いい勝ち方だよ。 (本紙専属評論家)

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