2021.4.13 05:02

阪神D6位・中野、“松山魂”で真のスターに! 「技術より気持ち」東北福祉大の先輩からもらった金言

阪神D6位・中野、“松山魂”で真のスターに! 「技術より気持ち」東北福祉大の先輩からもらった金言

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虎のシンデレラボーイ、D6位中野。松山魂でレギュラーを奪う

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 阪神のドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=が12日、鳴尾浜で取材に応じ、男子ゴルフの「マスターズ」で日本男子初のメジャー制覇を果たした母校・東北福祉大の先輩、松山英樹(29)=LEXUS=の快挙を喜んだ。大学時代には直接、金言をもらったことがあり、「自分も頑張らないといけない」と刺激を受けた様子。売り出し中のルーキーが、“松山魂”で13日からの広島との首位攻防戦で大暴れする。

 目覚めとともにビッグなニュースが飛び込んできた。松山先輩のマスターズ優勝。日本男子初となるメジャー制覇の快挙に、練習が休日だった中野は声を弾ませた。

 「大学の先輩でもありますし、素直に自分自身もうれしい。(マスターズ優勝は)アジア人初ということもあって、本当にすごい記録を作られたんだなと思いました」

 前日11日のDeNA戦(横浜)で初適時打&猛打賞でヒーローになったルーキーにとって、松山は東北福祉大の5つ上の先輩ながら身近な存在だ。大学時代、野球部の合宿で訪れた米国でのこと。すでに日本から主戦場を移していた松山から遠征先で激励を受け、金言を授けられた。

 「(言葉は)技術より気持ちの持ちようだったり、メンタルのことが多かった」

 先輩に説かれた強靱(きょうじん)な精神力は、プロの世界ではさらに必要となる。「自分も頑張らないといけない。(東北)福祉大を盛り上げるという意味でも、松山選手に続いてなんとか自分が大学の名前であったり売っていけたら」。母校愛にも火がついた。

 途中出場からスタメンへの扉をこじ開けた1年目。11試合で打率・529(17打数9安打)と絶好調で、遊撃の定位置奪取へ“猛チャージ”をかけている。偉大な先輩からもらった力のすべては、13日の広島先発・森下にぶつけるつもりだ。

 「何球も甘い球は来ないとは思っているので。その甘い球を1球で仕留められるような準備をしていきたい」

 2・5差で迎える甲子園での首位攻防戦。ゴルフは右打ちでも野球は左打ち。中野が“松山魂”をバットに込め、難敵右腕を打ち砕く。(新里公章)