2021.4.12 10:00

【イナミの目】阪神は5球団と対戦一巡し、次は交流戦までに貯金10を

【イナミの目】

阪神は5球団と対戦一巡し、次は交流戦までに貯金10を

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イナミの目
阪神タイガース連載
11日、DeNAに勝利した阪神ナイン=横浜スタジアム

11日、DeNAに勝利した阪神ナイン=横浜スタジアム【拡大】

 阪神は11日のDeNA戦で開幕からの一回りの対戦を終えて、11勝4敗。先発陣の踏ん張り、打線では糸原&サンズの活躍。復活を目指す藤浪に待望の勝ち星がつき、場外弾を放ったD1位・佐藤輝(近大)の圧倒的な存在感…。どれを取っても文句なし。上々のスタートを切った。

 次の節目となると、やはり交流戦。昨年は新型コロナの影響で中止となり、今年は5月25日から2年ぶりの開催となる。阪神ファンにとって、“苦痛の期間”が始まるわけ。トラの交流戦成績は165勝176敗13分。優勝争いなんてしたことがない。18、19年と2年連続負け越しており、鬼門となっている。

 運命の5・25まで、36試合。13日からは甲子園で広島、ヤクルトと6連戦。本拠地でじっくりと構えて、迎え撃つ。「パ高セ低」の戦いは今回で16回目。交流戦後に、ペナントレースの図式がガラリと変わったことは何度もある。“荒波”に飲み込まれないためにも、貯金10はほしい。たまには、余裕をもって、その時を迎えたいと思う。

稲見 誠(いなみ まこと)

 1963年、大阪・東大阪市生まれ。89年に大阪サンスポに入社。大相撲などアマチュアスポーツを担当し、2001年から阪神キャップ。03年、18年ぶりのリーグ優勝を経験した。現在は大阪サンスポ企画委員。