2021.4.9 05:02

打たせて取る阪神・秋山、4年ぶり10Kも「三振多くていつもと違う」

打たせて取る阪神・秋山、4年ぶり10Kも「三振多くていつもと違う」

秋山は五回を抑えてベンチに戻る。10奪三振を反省した(撮影・水島啓輔)

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 (セ・リーグ、阪神0-3巨人、3回戦、阪神2勝1敗、8日、甲子園)電光掲示板に何度も「K」の文字が映し出されたが、納得のいく表情は見せなかった。秋山は粘りながら10三振を奪ったが、無援のまま今季初黒星。試合後には反省ばかりが口をついた。

 「三振が多くて、ちょっといつもと違うピッチングだった。もっとリズムを持ってこられるピッチングがしたかった」

 一回1死、坂本に甘く入った直球をバックスクリーン左へ運ばれて先制ソロを被弾。四回は1死から大城、重信に連打を許し、二回に右前打を放っていた吉川を申告敬遠で満塁に。ここで炭谷に直球を捉えられ、中犠飛で2点目を献上した。

 「申告敬遠して、あそこはゴロを打たせないといけないところ。防ぐことのできる失点だった。取られ方が悪かった」

 制球力と緩急を生かして、打たせて取る投球が本来のスタイル。だが、この日は三振が多く、6回で96球と球数を要した。2017年5月16日の中日戦(甲子園)で12三振を奪って以来となる2桁の10奪三振を記録したが「それ(打たせて取る)が普段の投球」と笑顔はなかった。

 それでも6回2失点と2試合連続でクオリティスタート(6回3失点以内)だった内容に、矢野監督は「(失点は)1点ずつなので、やむをえないというか、先発としての投球はしっかりしてくれた」と評価した。

 「カットボールの詰まった当たりがヒットゾーンに飛んでいたので、そこを切るというか、そういうところを取り組んでいきたい」

 チームの連勝が「4」で止まり、自身の昨年からの連勝も「6」でストップ。ただ、まだ貯金4で首位だ。次は三振ではなく、凡打の山を築く。攻撃へとリズムを作り、気持ちよくチームを勝たせる。(織原祥平)

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