2021.4.9 05:01

番長絶賛のDeNAドラ2位・牧が“リーグ2冠” 打率・431&13打点

番長絶賛のDeNAドラ2位・牧が“リーグ2冠” 打率・431&13打点

六回に2ランを放つ牧。初球の緩いカーブを鋭く振り抜いた (撮影・甘利慈)

六回に2ランを放つ牧。初球の緩いカーブを鋭く振り抜いた (撮影・甘利慈)【拡大】

 DeNAは8日、中日3回戦(バンテリンドーム)に5-2で勝ち、今季初のカード勝ち越しを決めた。ドラフト2位・牧秀悟内野手(22)=中大=が六回に一時逆転の3号2ランを放つなど2安打2打点と活躍。打率・431、13打点で“リーグ2冠”に立った。

 狙いすました一撃で試合をひっくり返した。ルーキーの牧が六回に3号2ラン。弾丸ライナーで左翼席へ突き刺した。

 「甘くなったら、がっついていこうと決めていた。打った瞬間、行ったかなと。いい結果になって良かったです」

 豪快な一発が飛び出したのは1点を追う六回2死一塁だ。好投していた中日先発・松葉の初球、107キロのカーブをガツンと振り抜き、試合の流れを変えた。

 四回に左前打を放っており、早くも8度目の複数安打とした。打率・431と13打点はリーグトップで、3本塁打も同3位タイ。開幕から全12試合で「3番・一塁」に座り、いずれも出塁。新人離れした活躍ぶりだ。

 「ホームランバッターではないので、(打)率を。ヒットを量産していきたいです」と足元を見つめるが、あの弾道には誰もが夢を見たくなる。応援歌には、現役時代に2度の本塁打王を獲得した村田修一(現巨人野手総合コーチ)の曲が継承された。

 『?鍛えたそのパワー かっとばせ 勝利をさぁ目指せ ホームラン』

 勝利へと導く一発を放つ姿はまさに男・牧。「(曲に)恥じないようにやっていきたい」と力強かった。

 チームは今季初のカード勝ち越しに成功。三浦監督は「すごい。本当にすごいルーキーです」とうなるしかない。

 ソトとオースティンが最短11日に1軍に合流するが、牧は本職の二塁で、そのまま主軸を任されそうな勢いだ。「これから難しい打席も増えてくると思う。そこで1球で仕留められるように」と謙虚に先を見据えた。末恐ろしい22歳がリーグトップ、チーム打率・275を誇るベイ打線の核となっている。(箭内桃子)

データBOX

 DeNAの新人・牧が今季3号。新人では阪神・佐藤輝の2本を抜いて両リーグ最多。新人選手がチーム開幕12試合終了時点で3本塁打以上を放ったのは、2003年の横浜・村田修一(5本)以来18年ぶり。

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