2021.4.3 05:03

楽天・涌井が連勝!「手応え感じていなかった」辛口評価の直球で9三振中6三振

楽天・涌井が連勝!「手応え感じていなかった」辛口評価の直球で9三振中6三振

涌井が開幕2連勝。田中が不在の投手陣を引っ張っている (撮影・土谷創造)

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 (パ・リーグ、楽天4-2オリックス、1回戦、楽天1勝、2日、楽天生命)貫禄の開幕2連勝だ。楽天・涌井秀章投手(34)は2試合連続で7回を投げ、2失点で今季2勝目を挙げた。

 「フォームも探り探り投げていた。正直に言うと、真っすぐに手応えを感じていませんでした」

 計100球の無四球投球。先発の役目を果たしても辛口な自己評価だったが、巧みな投球術こそ右腕の真骨頂。精度の高いカーブで緩急をつけながら、9三振中6個を143キロ前後の直球で奪い「タイミングを外せて、次の球が生きた」と振り返った。

 3-0の七回、3長短打で1点差に迫られても慌てなかった。「引っ掛けてくれればいいなと。普段だとシンカーだけど、シンカーだと拾われる可能性が見えた」。なお1死一塁から伏見をスライダーで狙い通り投ゴロ併殺打に仕留め、傷口を最小限にとどめた。

 ロッテから金銭トレードで移籍した昨季は開幕8連勝を飾り、11勝を挙げて史上初の3球団での最多勝に輝いた。ただ、オリックスには昨季4試合に投げて白星なしと苦戦しており「去年一回も勝っていないことも含めて集中していた」と肩の荷を下ろした。

 チームは3カード連続初戦勝利。「カード頭は相手もいい投手が来る。自分も割とベテランになってカード頭で投げられている。もう少し球の手応えも出てくると思うので楽しみです」。涌井の投球が円熟味を増す。(広岡浩二)

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