2021.3.31 20:59

“マー君流”高め速球ズバズバ!! 楽天・則本昂 初登板七回途中1失点1勝

“マー君流”高め速球ズバズバ!! 楽天・則本昂 初登板七回途中1失点1勝

特集:
田中将大
先発の楽天・則本昂=ZOZOマリンスタジアム(撮影・田村亮介)

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 (パ・リーグ、ロッテ1-2楽天、2回戦、楽天2勝、31日、ゾゾマリン)本人不在でも“マー君効果”が薄れることはない。楽天・則本昂大投手(30)が31日、ロッテ2回戦(ZOZOマリン)で今季初登板。最速155キロの速球を高めに多投し、七回途中1失点でチームを3連勝に導いた。

 「きょうの真っすぐの強さなら、意識させれば他の球種も生きるのかなというのがあったので、これまでの感覚よりは多めに使えた」

■「ブルペンでも高めに投げる練習をしている」

 象徴的だったのが2番・マーティンへの配球。3打席で計10球を投じたが、ベルトより上が8球。完全に差し込む形で3打数無安打に抑えた。

 近年のメジャーは低めのボールをすくい上げて本塁打にする「フライボール革命」が浸透。対抗策として、田中将もヤンキースで2019年から高めの直球を多投する。利点としては(1)打者の目線に最も近く、速さを最も感じやすい(2)高めに特化した打撃練習はあまりしない-などがある。田中将も昨季は直球の67・8%が高め。8年ぶりに日本球界に復帰しても、キャンプ中のブルペンから意識的に投じてきた。

 則本昂は直球の被打率が、19年の・232から昨季は・310と大幅に悪化。出力を上げるため、無走者でも採用していたセットポジションから一昨年までのワインドアップ投法に戻した右腕にとって、“高め”は大きな武器となる。

 「ブルペンでも高めに投げる練習をしているので、効果的に出せた。七回を投げ切りたかったけど、初登板で勝ちをもらえたのは大きい」。12球団最強先発陣のワンピースを、則本昂が担う。(東山貴実)

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