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【サンケイスポーツ評論家パ順位予想】選手層のソフトバンク、投手力の楽天

【サンケイスポーツ評論家パ順位予想】

選手層のソフトバンク、投手力の楽天

ソフトバンクの優勝を予想したのは4氏。3氏が優勝予想した楽天と“人気”を分け合った

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 26日の公式戦開幕を前に、本紙専属評論家7氏がパ・リーグの順位を予想した。コロナ禍で開幕が遅れ、1チーム143試合から120試合に減少した昨季は、優勝予想がソフトバンク4、西武2、楽天1と分散。143試合に戻る今季は5年連続日本一に挑むソフトバンクが4、田中将大投手(32)らが加入した楽天が3と、真っ二つに分かれた。

◆江本孟紀氏、入れ代わり立ち代わり活躍…長丁場に強い

 1月の『日本一早い順位予想』から変動なし! ソフトバンクの優位は動かない。ファーム組織の充実からくる選手層の厚さは、他を圧倒する。若手や無名選手が、1シーズンを通してというより、入れ代わり立ち代わり、期間ごとに活躍。主力の不調をカバーし、故障者の穴を埋める。長丁場に強い、いわば“季節分割戦法”。しかも、今季は昨年の120試合から143試合制に戻った。ますます有利だ。

 ロッテを3位にしたのは、ノーマークにしておくと何かをやりそうなチームカラーだから。ただ正直なところ、2位以下は、どんぐりの背比べ。となると、ポイントは監督采配だけど、ソフトバンク・工藤の上を行きそうな監督は見当たらない。10年目の日本ハム・栗山にしても、やり尽くした感がある。

◆若松勉氏、主力出遅れも、結局は例年通りの展開に

 ソフトバンクは、千賀と東浜が負傷により出遅れ、しばらくは先発投手不足に陥る…とも考えたが、ここの選手層の厚さには、計り知れないものがある。育成、3軍、2軍から、どんな戦力が飛び出してくるのか、全くわからない。

 投手出身の工藤監督も、そうした補充法や起用法には、もはや慣れている。何とかやりくりしているうちに戦力を整え、夏場から秋にかけて強力な布陣を完成させるのが得意のパターン。同じく出遅れていた主砲の柳田が、戻ってきたのも大きい。結局は例年通りの展開になると見た。

 楽天を2位としたのはまず、田中将の復帰で先発陣がそろったため。また野手陣も、若手が伸びている。左投手を苦にしない左打者や、足でかきまわせるタイプも多い。楽しみなチームだ。

◆黒江透修氏、一番の強みは勝ち方を知っていること

 4年連続日本一のソフトバンクが今季も強い。一番の強みは、勝ち方を知っていることだ。主砲の柳田は慎重に調整を続けていたが、開幕に間に合った。リーダーがしっかりしているチームは、大きな連敗をしない。投手陣にも千賀ら調整が遅れている選手がいるものの、層が厚いので心配ないだろう。

 西武とオリックスは、若い選手の活躍に期待して上位にした。西武は一昨年までリーグを2連覇した実績がある。オリックスは投打の軸になる山本と吉田正がチームを引っ張って、勝ちぐせと自信をつけてほしい。

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