2021.3.22 12:00

【球界ここだけの話(2272)】阪神D3位・佐藤蓮、制球難克服へフォーム改良

【球界ここだけの話(2272)】

阪神D3位・佐藤蓮、制球難克服へフォーム改良

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阪神・佐藤蓮

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 阪神のドラフト3位・佐藤蓮投手(22)=上武大=が、課題の制球難克服に向けて投球フォームを修正中だ。初実戦となった2月7日の紅白戦(宜野座)では4四死球を与えてしまい、イニング途中で試合が打ち切りとなった。3月7日の関西大との練習試合(鳴尾浜)でも5四球を与え、1死しか奪えずに降板。制球を乱す場面が目立っていた。

 制球を安定させるため、フォームの改良に取り組んだ。動作解析を行い、足を上げたときの骨盤の傾きを意識するようにした。「他にもいっぱいあるんですけど、今はそこだけを意識してやっています」と一つずつ改善を図っている。

 その後の2軍春季教育リーグでは、10日のオリックス戦(鳴尾浜)と12日の広島戦(鳴尾浜)に登板するも、いずれも失点を喫した。

 そして、16日の中日戦(ナゴヤ球場)に登板。先頭の福田を四球で出したが、渡辺をカーブで見逃し三振、堂上は直球で空振り三振と2者連続で三振を奪った。続く石垣は遊飛に料理。この日は直球とカーブのみで無失点で終えた。

 「ゾーンの中でしっかりストレートを投げることができてきたので、カーブがより生きてきたのかなと思いました」とうなずくと、フォームについても「やり始めたばかりなんですけど、やってきた成果が実感できた」と充実感のある表情で振り返った。

 平田2軍監督も「カーブがいい。あれでカウントが取れれば、高めの真っすぐが、ちょうど目線がカーブの高さにいくからバッターは空振りする」と指摘。制球についても「良くなってきてる。落ち着いてきたよ。リリースも安定してきたんじゃないか」と目を細めた。

 「真っすぐにこだわりを持ってやっていきたい。真っすぐで投げ切ることができれば他の変化球も良くなってくると思うので」と意気込んだ佐藤蓮。春季キャンプ中に矢野監督から直接指導を受けるなど期待も大きい右腕。焦らず、自分を生かす武器を磨いていく。(菊地峻太朗)