2021.3.6 22:50

阪神・青柳が一枚上手4回0封 ソフトバンク・高橋礼と“下手投げ”先発対決

阪神・青柳が一枚上手4回0封 ソフトバンク・高橋礼と“下手投げ”先発対決

先発の阪神・青柳=ペイペイドーム(撮影・村本聡)

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 阪神・青柳晃洋投手(27)が6日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発し、4回3安打無失点の好投。5回2失点だった相手先発の高橋礼投手(25)との変則右腕対決に勝利した。攻撃中は、三塁ベンチから高橋礼の投球フォームや配球パターンなどをチェック。西勇とともに先発の柱として期待される中、開幕を前に実り多き博多遠征となった。

■配球パターン観察「すごく参考に」■

 博多で実現した、虎vs鷹の変則右腕対決で勝った。青柳が4回3安打無失点。ゴロアウトは8つと、持ち前の打たせて取る投球で、5回2失点の高橋礼を上回った。

 「僕の中ではすごい収穫があった試合かなと思いますね。四球を(2つ)出したのは反省ですが、結果的にゼロで抑えられたのは、開幕に向けていいことだと思う」

 笑顔で振り返った。何度もピンチが訪れた。一回は2死一、二塁。二回は2死二塁。三回無死一、二塁もしのいだ。四回は内野ゴロ3つ。ホームを踏ませなかった。

 収穫はマウンドだけではない。青柳が横手投げなら、高橋礼は地面すれすれから浮き上がる球で勝負する下手投げ。2019年、2人は球宴に出場して親交を深めた。

 阪神の攻撃中、青柳はベンチから目をこらし、19年に12勝を挙げ、プレミア12の日本代表で世界一に貢献した高橋礼の腕の振り、配球パターンなどを観察していた。

 「球自体は、僕の方が速いですけど、高めで空振りが取れていた。遅い球と速い球、緩急を使ってバッター(の体勢)を前に出させる投球もすごかった。フォームの緩急だったり…。そういう投球ができたら、もっと幅が広がるのかなと。すごく参考になりました」

 あくなき探求心だ。実戦は2月18日のDeNA戦(宜野座)の二回から8イニング連続無失点となった。昨季は打線の援護に恵まれず7勝止まりも2年連続で規定投球回をクリアし「行ける準備はしているし、行きます」と開幕投手を志願した。ぜんそくの症状で調整遅れで春季キャンプを途中離脱した西勇が5日のソフトバンク戦で復活をアピール。青柳は開幕2戦目となる27日のヤクルト(神宮)が有力となった。

 「(オープン戦登板は)あと2試合。これからはテンポだったり球数を意識しながら投球をしていきたい」

 高橋礼を見て、学んだことを頭にインプットして本番に備える。(三木建次)

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