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内川、ヤクルト1号!新天地でもお決まりあごタッチ「やるなら思い切りやれよ」

内川、ヤクルト1号!新天地でもお決まりあごタッチ「やるなら思い切りやれよ」

本塁打を放って生還した内川は、ナインに顎をタッチされてこの表情。すっかり溶け込んでいる

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 (オープン戦、巨人1-6ヤクルト、3日、東京D)“燕1号”が出た!! ヤクルト・内川聖一内野手(38)=前ソフトバンク=が3日、オープン戦初戦となる巨人戦(東京ドーム)に「5番・一塁」で先発出場し、移籍後初本塁打をマークした。昨季全試合で「4番」に座った村上の後を打つ「5番」の固定が課題だったチームに加わったプロ21年目のベテランが、さすがの技術を披露。新型コロナウイルス感染拡大の影響で新外国人野手2人の来日にめどが立たない中、存在感を放った。

 無人の左翼スタンドから、打球の弾む鈍い音が響いた。五回、内川が内角への直球をさばき、移籍後“1号”となる名刺代わりのソロをたたき込んだ。

 「大きい当たりよりも、芯で打ってヒットを打ちたいなと思っていました。角度がついて、結果(的に)ホームランになってくれました」

 関東近郊で行われた今季初の有観客試合。内野席に集まった4825人へ、背中の「7番」を印象づけるようにダイヤモンドを一周した。それまで打線は無安打だったが「1本出てチームの流れが良くなれば」と集中力を高め、1ボールから井納の速球を一閃。チームのオープン戦1号にもなった一発で流れを呼び込んだ。

 ベンチに戻ると宮本、山崎、塩見ら若手野手にソフトバンク時代から“お約束”の顎タッチを求められ「やるなら思い切りやれよ!」と笑顔で反応。後輩からも「ウッチー」と慕われる38歳のノリノリの姿に、笑顔の輪が広がった。「若い選手たちが遠慮せず、どんどん来てくれると僕自身もうれしいし、チームをいい方向に持っていけるように」。通算2171安打を誇る男の心意気を呼び水に、打線はそこから得点を重ねた。

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