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ダルビッシュに野茂流メンタル術「自分への優しさは強さ」

ダルビッシュに野茂流メンタル術「自分への優しさは強さ」

■四球連発どう考えるのか

 ダルビッシュ 「コントロールがすごく悪い日があって、四球をいっぱい出した。(野茂さんは)次の日、どういうことを考えますか? 『やばい、やばい』って思うんですか?」

 野茂 「いや、もう、そんなのしょうがないやん」

 割り切った考え方の“野茂流メンタル術”を、ダルビッシュは自分なりに解釈した。

 「(野茂さんは)自分に対して優しくなれる。そういうところが強さ。(自身は)自分を責めてしまう。『俺なんてクソだ』とか『本当に駄目なやつだ』って。自分に対するリスペクトがないし、それが僕の弱さ。そういう面で(野茂さんは)強いなと思う」

 日米通算164勝の右腕は、米国で10年目に突入。8月に35歳となる。米球界では30歳を過ぎた選手は衰えが始まるという定説がある。しかし、新天地で野茂氏の教えを授かったダルビッシュの技術力と精神力は高まり続けている。

★悩みの種は食欲減退

 ダルビッシュは順調に過ごすキャンプで悩みが1つあるという。「キャンプの課題というか、この数カ月間の課題は食べることですね」。もともと食が細く、体重が減りやすい体質。音声アプリ「NOWVOICE」では「(今の)体重は98キロで、100キロまで戻したい」と明かしている。食欲減退に「一番、年(齢)を感じるところ。悩みの種です」と苦笑いだった。