2021.2.25 20:19

オリックス・吉田正“プレ開幕”で西武・高橋光たたいた!

オリックス・吉田正“プレ開幕”で西武・高橋光たたいた!

西武との練習試合の1回、先制二塁打を放つオリックス・吉田正=宮崎市

西武との練習試合の1回、先制二塁打を放つオリックス・吉田正=宮崎市【拡大】

 “プレ開幕”で快音! オリックス・吉田正尚外野手(27)が25日、球春みやざきベースボールゲームズ・西武戦(SOKKENスタジアム)に「4番・左翼」で出場。西武先発の高橋光成投手(24)から2打数1安打1打点をマークした。3月26日の開幕戦(メットライフ)で開幕投手を務めることが決定し、昨季苦戦した右腕に打線は4連打を浴びせ、2得点。苦手克服を印象付けた。

■開幕投手相手に4連打2得点

 いままでとは違う。そう思わせるには十分の内容だった。「3・26」の開幕戦で激突する高橋光から3回で2得点。吉田正のバットが、重い雰囲気を振り払った。

 「去年もチームとしてやられているので。一発目でたたけるか、たたけられないかがある。最低でも(シーズン中)3、4試合は(対戦が)あると思うので、そういう意味でもたたけるというのは大事かなと思います」

 言葉通り、今季の初顔合わせでたたいてみせた。一回、2死から高卒3年目の太田が左翼フェンス直撃の二塁打。好機を作ると、4番がひと振りで決めた。右腕が投じた3ボールからの4球目、119キロの変化球に対応し、右翼線へ先制二塁打。モヤも右前適時打で続き、高卒2年目の紅林も中前へ弾き返した。

 中嶋監督は「向こう(高橋光)の調整具合もいろいろあると思いますけど、ある程度、ずっと抑えられていたのでね。その点では初回からね。攻略とまでは言わんけど」と冷静に分析しつつ、「去年の反省というか、先発投手を崩せていなかった。初回からいけたというのは目指しているところ」と評価した。

■昨季4度対戦し3勝献上も今年は違う

 チームは昨季、高橋光と4度対戦し、3つの白星を献上。9月8日には、八回まで無安打投球をされるなど、防御率1・93の好投を許した。そんな中、吉田正は対戦打率・500(10打数5安打)とキラーぶりを発揮。「去年打っているからといって、今年打てる確証はない。過去にとらわれず、投手も進化していますし、打者もその上をいくのが大事」と力を込めた。

 チームは今キャンプの対外試合を2勝1分け。新選手会長は「勝ち癖をつけていくのは、いまのチームにとっては大事」とうなずいた。昨季まで開幕は9連敗中だが、今年のオリックスはひと味もふた味も違う。悲願のリーグ優勝へ、進化する。(西垣戸理大)

★昨季対西武勝ち越しも

 オリックスは昨季、西武に12勝11敗1分けと勝ち越したが、高橋光には苦戦。4度対戦して1完封を含む3勝を献上(1敗)し、防御率1・93と抑えこまれた。