【初日一問一答】
レッズの秋山翔吾はメジャー2年目のキャンプイン(シンシナティ・レッズ提供)【拡大】
【ニューヨーク22日(日本時間23日)】米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手(32)がアリゾナ州グッドイヤーで行われている春季キャンプの初日を迎え、オンライン会見に応じ、メジャー2年目への抱負などを語った。一問一答は以下の通り。
――オフシーズンをどう過ごした
「コロナの影響でほとんど行くところもなかったので、練習と家族と過ごす時間を長く取れた。久しぶりに、そういう時間を取れたオフだったなと思います」
――昨季の自己評価は
「数字は何も満足できるものはなかったです」
――昨年のシーズン後半の感触は
「前半に比べると、いい打席も増えてきたなとは思います」
――具体的な違いは
「タイミングの取り方を少し変えてから、ボールの見え方も、対応もよくなった。これだけ大きな変化をしてシーズン中やるっていうのは今までなかったので。大きなチャレンジでしたけど、いい方向にいってよかったなと思います」
――昨季良かったこと、逆に悪かったことは
「開幕し、すぐに結果を出すことができなかったことはやっぱり良くない。チームに迷惑をかけていたなと思う。チームがプレーオフを争っている時期に、試合に出続けることができたのはよかったことかなと思います」
――(打席での)タイミングを変えることで失敗したらという不安は
「前半にあれだけ悪い数字だったので、あのタイミング、何かを変えないと、この先ないなっていうことと、あのタイミングの取り方が自分の中では全てだったので、あれができなかったら、来年も再来年も打てないんじゃないかという気持ちで取り組んでいました」
――オフはメジャーの球速に対応する取り組みができたか
「日本時代に感じなかったパワーピッチングというか、ボールというのをイメージしながら練習できた。一本にかける、スイングにかけるパワーが少し意識的に変わったかな、と。今までは、なるべく形を崩さないように振りながら、コンタクトするイメージがあったんですけど、自分がちゃんとスイングをすることが足りないことがあった。だから強く振って、ピッチャーのボールに対してどういう反応ができるかというのを、今年のスプリングトレーニングで違いを感じれたらいいなと思います」