対戦が決まった智弁学園の山下陽輔主将(左)と大阪桐蔭の池田陵真主将=23日(代表撮影)【拡大】
第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が23日、オンライン形式で開催され、開幕試合の神戸国際大付(兵庫)-北海(北海道)など、出場32校の初戦の対戦カードが決まった。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、出場校の主将がリモートで参加し、自校でくじを引いた。従来は大阪市内に各主将が集まって実施していた。同大会は3月19日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する予定。
大阪桐蔭は聖地での雪辱に燃える。昨秋の近畿大会決勝で敗れた智弁学園と初戦でぶつかることになり、池田主将は「投打において非常にいいチーム。自分たちの足と声を武器に戦っていければいいと思う」と意気込みを示した。
4番で打率5割超、19打点をマークした池田を筆頭に、打線は今大会の出場校の中で屈指の破壊力を誇る。西谷監督は「秋に負けた悔しさをどれだけできるかという場になる。一冬やってきたことをしっかり出し切りたい」と気を引き締めた。