川相昌弘臨時コーチ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(撮影・松永渉平)【拡大】
阪神春季キャンプ(22日、沖縄・宜野座)川相臨時コーチが約3週間の指導を終えた。3年連続で12球団ワーストの失策数を記録した守備の立て直しへ、地道な練習を繰り返した。「基礎をしっかり作り上げて、枝葉が出て、花を咲かせる。継続してやっていくしかない」と今後の心構えを説いた。
指導最終日も緩いゴロの捕球でグラブさばきを体に染み込ませるなど、基本的な練習に終始。川相コーチは「変化は感じる。植え付けはある程度、できた」と選手の意識の向上を認め、木浪は「基礎が大事と思った。継続してやることが恩返し」と上達に向け、意欲的だった。