【記者コラム ソロキャンプ】
沖縄・石垣島で行ったロッテの1軍キャンプ期間は、チームだけでなく、12日間で島全体でもコロナ感染者が出なかった。沖縄県は12日午後、1月30日から14日連続となる石垣市内のコロナ陽性者ゼロを発表した。
今キャンプは昨年までと違い、球団から報道陣に昼の弁当が配られた。理由は「取材中は敷地内から出ないでください」(球団広報)と終始徹底したコロナ対策だった。
6日には球団の要請でPCR検査を受けた。時間差で受付に行き、試験管に唾液を出した。長いキャンプ取材でも初めての経験だった。
ホテルの自室にはソースやしょうゆなど調味料を常備した。帰京前日の夕方には沖縄料理店へ行き、テークアウトした数品を受け取った際、店員さんと「来年は店内でゆっくり話したいですね」と言葉を交わしてお別れ。ともにコロナ収束を強く願った。 (ロッテ担当・山口泰弘)