セガサミー・草海光貴投手は、東京国際大とのオープン戦で好投した(撮影・赤堀宏幸)【拡大】
(社会人・大学野球オープン戦、セガサミー8ー1東京国際大、19日、セガサミー球場)今季オープン戦初登板となったセガサミーの右腕・草海(くさがい)光貴投手(22)が、七回からの3イニングを2安打3奪三振無失点に抑えた。昨秋都市対抗で好投し、今季は首脳陣が先発3本柱に期待している。
「変化球を増やそうと落ちる球を練習しているところで、うまく空振りの三振もとれた」
168センチ、64キロと野球選手としては小柄だが、直球の最速は146キロで、スライダー、カットボール、ツーシームと多彩な変化球の制球もいい。元広島の西田真二監督は「オリックスの山岡タイプで試合を作れるし、昨年(都市対抗4強)以上の成績にするためにも期待している」と笑顔を見せた。
草海は長野県出身で、母校・上田西の選抜大会出場を喜ぶ。「自分ももっと結果を出していきたい」とさらに上を目指していく。