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【虎のソナタ】顔見てすぐ思い出す「ライト西村、レフト西村」 翌年は代走に…真弓監督の仰天起用

【虎のソナタ】

顔見てすぐ思い出す「ライト西村、レフト西村」 翌年は代走に…真弓監督の仰天起用

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2010年9月9日の中日戦(甲子園)。西村さん(手前)は左翼から右翼へ移動する。チームの窮地を救った

2010年9月9日の中日戦(甲子園)。西村さん(手前)は左翼から右翼へ移動する。チームの窮地を救った【拡大】

 宜野座キャンプに、トラ番たちの休みカバーを兼ねて“助っ人”として出張しているデスク阿部祐亮は、本人いわく「ここでは僕は4番目のトラ番」。菊地峻太朗がメイン球場で打者を、ベテラン三木建次がブルペンで投手を、司令塔役のサブキャップ新里公章が全体をみている中、“隙間”をぬってサブグラウンドをウロウロしているとき、なつかしい顔に再会しました。

 「久しぶりやねえ。思い出すなあ。『ライト西村、レフト西村』の真弓スペシャル」

 「アハハ、いきなりそれですか。でも、ファンのみなさんの記憶にも、それが一番残っていますよね」

 阿部が声をかけた相手は西村憲さん、34歳。2009年から14年まで阪神に在籍し、通算95試合に登板して8勝4敗15ホールド、防御率3・70。独立リーグなどを経て現在は沖縄・うるま市を拠点とする社会人チーム「エナジック」に投手兼任コーチとして所属しています。テレビ大阪のタイガース特番「猛虎大作戦」(3月13日放送予定)のリポーターを依頼されたそうで、この日は梅野と藤浪のインタビューに来ていたのでした。

 阪神在籍時は藤川、榎田(現西武)らとともにセットアッパーとして活躍した右腕ですが、ファンの記憶にもっとも残っているハイライトシーンは、阿部とのやり取りの通り、あの試合でしょう。

 2010年9月9日の中日戦(甲子園)。0・5ゲーム差で迎えた首位攻防戦は、負ければ2位転落の阪神が1-2の九回に追いつき、延長に突入。しかし、十回1死満塁の絶好機で浅井が遊直。一走のブラゼルが当たりにつられて飛び出し、戻りきれずに併殺になった上に、判定に激高して一塁塁審に暴言をはき、退場処分に。九回までにベンチ入り野手全員を使い切っていた阪神は大ピンチに陥ったのです。

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