2021.2.17 12:00

【球界ここだけの話(2239)】プロを経験した大島公一氏、福王昭仁氏が母校のコーチで神宮に戻ってくる

【球界ここだけの話(2239)】

プロを経験した大島公一氏、福王昭仁氏が母校のコーチで神宮に戻ってくる

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
オンラインで会見する法大・大島公一助監督。右は加藤重雄監督(撮影・赤堀宏幸)

オンラインで会見する法大・大島公一助監督。右は加藤重雄監督(撮影・赤堀宏幸)【拡大】

 アマチュア野球を指導するためにプロ側アマ側の研修を受講して学生野球資格を回復したプロ野球経験者が新たに東京六大学野球の指導者として神宮の舞台に戻ってくる。

 1988年春から3度ベストナイン(二塁手)の法大OB・大島公一氏(53)が母校の助監督に、1985年秋首位打者とベストナイン2度(二塁手)の明大OB・福王昭仁氏(57)が母校のコーチに就任し、この春を迎える。

 「打撃とか、何々コーチという肩書はなく、全部。ずっと練習を見ていく」

 現役時代に・474で首位打者を経験している福王コーチは、グラウンドで常にノックバットを持ち、ノックの時には野手の後ろ、フリー打撃ではケージの後ろ、そしてシート打撃になるとコーチスボックス周辺に立つことが多い。

 月日がたち、野球の戦術などの変化があっても、現役時代のリーグ3連覇への過程を振り返り、「早稲田に追いつき、追い越せとやっていた」と大島助監督が話すように、同じように優勝の喜びを後輩に味わってほしいという気持ちが彼らの根本にある。

 『プロ』をめざす多くの選手に、経験したからわかるステージの高さを教えるが、ベースにあるのは基本の大事さだ。たとえば、キャッチボールはただのウオームアップではなく練習だということであり、当たり前のプレーが当たり前にできることを求めていくことだ。

 大島助監督は、オリックスの1、2軍コーチを務めた後、筑波大の大学院でも学び、福王コーチは巨人の1、2軍コーチとスカウトを経験しており、育成力、観察眼を前面にした指導で、チームの活性化を進めていくことが期待される。(赤堀宏幸)