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富山北部・水橋、連合チーム史上初甲子園へ心を一つに春を待つ!29日センバツ出場校発表

富山北部・水橋、連合チーム史上初甲子園へ心を一つに春を待つ!29日センバツ出場校発表

雪が積もったグラウンドでキャッチボールをする中川(左)ら富山北部・水橋の選手たち(撮影・福島範和)

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 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった全国選抜高校野球大会(第93回、3月19日開幕、甲子園)の出場校が、29日の選考委員会で決まる。2年ぶりの開催に向けて動き出す中、注目は北信越地区の21世紀枠の候補校として選出された、富山北部・水橋の連合チーム。連合チームの選抜出場となれば、史上初となる。27日は出場校発表前最後の合同練習を終えた。17人の部員は学校は違えど、同じ気持ちで吉報を待つ。

 あたり一面雪のグラウンドに、長靴を履いた部員たちが続々と姿を現す。部員15人の富山北部高に、授業を終えた水橋高の部員2人が車で訪れての合同練習。選抜出場校発表を2日後に控え、17人は白い息を吐きながら体を動かした。

 「できすぎですよね。本当に漫画や映画の世界の話みたいです」

 指揮を執る笹野祐輔監督(31)は、しみじみと今の心境を語った。

 富山北部・水橋は、少子化により昨年春に再編された県立校の連合チーム。富山北部と水橋の2年生2人ずつと、両校を統合して昨春開校した(新)富山北部の1年生13人の“3校連合”だ。昨秋から連合チームとなり、週4日の合同練習で富山県大会4強、北信越大会出場(1回戦敗退)と躍進。21世紀枠の候補校として選出された。

 生徒募集を停止し、20年春から新入生がいなくなった水橋はその前年の19年夏に県4強に入っていたが、現在の野球部員は2人。水橋野球部OBの父と兄を持つ中川凌輔外野手(2年)は「甲子園は憧れの場所。今まで水橋でやってきた先輩方の分まで自分たちが頑張りたいです」と誓った。

 連合チームの選抜出場となれば、史上初。夢が実現すれば、別々のユニホームを着て甲子園の土を踏む予定だ。校歌は両校のものを流せないか希望するという。

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