2021.1.24 07:30

【燕ルーキーの素顔に迫る!】ヤクルトD3・内山壮真の礎=空手道

【燕ルーキーの素顔に迫る!】

ヤクルトD3・内山壮真の礎=空手道

ヤクルトD3・内山壮真

ヤクルトD3・内山壮真【拡大】

 ヤクルトの新人選手の素顔を紹介する連載の第5回。ドラフト3位・内山壮真捕手(18)=星稜高=に迫った。成長の礎には、空手があった。(随時掲載)

 内山壮の父・彰博さん(47)は2019年アジア・オセアニア空手道選手権大会で優勝するなど、空手で数々のタイトルを獲得。その影響を受け、内山壮は小3で野球を始めるずっと前の、2歳から空手道場に通っていた。小4で全国大会16強。だが小学校の卒業文集に、将来の夢は「プロ野球選手」と記した。

 「プロを目指せる環境を探していた。そのときにテレビで星稜高が甲子園に出場しているのを見て、星稜中の存在を知りました」

 自分で石川・星稜中に進むことを決めた。空手を続けたのは小5までだったが、野球への好影響もあったという。「空手で体幹の強さや体の切れが身につきました。また、空手は止まっては動く、止まっては動くという競技。野球も止まっている状態から動き出す動作が多い。打撃や投げることに関して、力の出し方は空手と似ていると思います」と明かした。

 そして星稜高に進学。「あれがなかったら今の自分はなかった」と、プロ入りを大きく近づけた出来事があった。1学年上の奥川がU18日本代表に選出。奥川を通じ、当時大阪桐蔭高の根尾(中日)と電話で話す機会があった。「当時自分は1年生で、初歩的な質問ばかりだったのですが、守備や打撃のことを丁寧に教えてくれました。野球に対してすごくストイックに取り組まれていて、刺激を受けました」。その後も根尾の記事が掲載されるたびに、熟読して参考にした。

 2年秋に遊撃手から捕手に転向。強肩と高校通算34本塁打の打力を買われて入団し、目標の選手に「古田敦也」を掲げる。正捕手に向けて突き進む。(横山尚杜)

内山 壮真(うちやま・そうま)

 2002(平成14)年6月30日生まれ、18歳。富山県出身。石川・星稜高で1年夏から3季連続で甲子園に出場。2年夏には「4番・遊撃」として準優勝に貢献。同年秋から捕手を務め、高校通算34本塁打。21年ドラフト3位でヤクルト入団。172センチ、72キロ。右投げ右打ち。独身。年俸580万円。背番号33。

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