2021.1.23 11:09

ハンクアーロン氏が死去、王会長「素晴らしい野球人生」

ハンクアーロン氏が死去、王会長「素晴らしい野球人生」

2006年、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表の王貞治監督(左)と握手するハンク・アーロンさん=米サンディエゴ(MLB提供・ゲッティ=共同)

2006年、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表の王貞治監督(左)と握手するハンク・アーロンさん=米サンディエゴ(MLB提供・ゲッティ=共同)【拡大】

 米大リーグで歴代2位の通算755本塁打、歴代最多2297打点など数々の記録を残したハンク・アーロン氏が死去した。86歳だった。通算868本塁打を誇るソフトバンク・王貞治球団会長(80)が23日、球団を通じてコメントした。

 「755本という当時の世界記録を作り、ホームラン数もヒット数も打点も全てにおいてすごかった。長く現役でやって、すごくジェントルマンだったし、メジャーリーグの選手の鏡だった。世界少年野球推進財団では彼はアメリカを、私は日本をということで一緒に世界に野球を広めようとスタートした。体が動いて元気だったときは毎回のように来てくれて子どもたちの野球の普及に貢献してくれた。つい最近は毎回というわけにはいかなかったけれどそれでも常に心がけてくれた」

 王会長は巨人での現役時代だった1977年8月31日の大洋戦(後楽園)。現役19年目、10145打席目にアーロン氏に並ぶ755号を放った。そして3試合後の9月3日のヤクルト戦に右翼席へ756号を突き刺し「世界の王」となった。王会長にとって一番超えていきたい存在だったアーロン氏。ともに放物線でファンを魅了し、自分を表現してきた。

 王会長は「とにかく素晴らしい野球人生だったと思う。いろいろとありがとうございました。ご冥福をお祈りします」と祈っていた。