2021.1.21 12:00

【球界ここだけの話(2212)】早大のエース「11」徳山はメジャーに行く有原の後継か

【球界ここだけの話(2212)】

早大のエース「11」徳山はメジャーに行く有原の後継か

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サンスポ記者の球界ここだけの話
早大のエース徳山

早大のエース徳山【拡大】

 早大の右のエースナンバー「11」を背負う最速151キロの徳山壮磨投手(3年)の今季が注目されてくる。

 まず、昨秋エースで主将だった左腕・早川隆久投手が1位指名競合の末、楽天に入団が決まり、“ポスト早川”で連覇を担うエースに指名されたことだ。

 さらには小宮山悟監督が「エースの11番を付けさせる。恥じないようにやってくれると期待している」と明言したのと同じ時期に、「11」を付け2014年ドラフト1位で日本ハムに進んだ有原航平投手(28)が、ポスティングシステムでメジャー行きが固まり、その後レンジャース入団が決まったからだ。注目度としては、ポスト早川でありポスト有原だ。

 大阪桐蔭高時代に選抜大会優勝投手となり、早大では昨春のリーグ戦で防御率0・00でタイトルをとっており、東京六大学野球のリーグ戦連覇と、高校に次いで大学でも日本一を手にできるかという大願がある。

 「伝統あるエース番号で、やらないといけないと思っている。大学3年間では、心技体のレベルアップが必要と痛感した。自分が投げる試合は勝つこと、最優秀防御率のタイトルをまた取れていければ、目標のチームの優勝と日本一、それに(ドラフトで)1位指名ということにつながると思う」

 3年までの実績は、通算27試合5勝2敗、防御率1・59で、早川(53試合12勝8敗、防御率2・51)、有原(62試合19勝12敗、防御率2・72)と比べられると、登板試合数から違ってくる。

 しかし、「11」を背負っての春秋の投球が、秋のドラフト会議での指名のポイントであるのは間違いない。

 有原(日本ハムの6年間で60勝50敗、防御率3・74)以降で、早大のエースとして1位指名されるための道は平坦(へいたん)ではないが、無事是名馬で1年間投げ続けられれば、開けるだろう。(赤堀宏幸)