新任の巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が14日、初日を迎えた新人合同自主トレを視察した。川崎市のジャイアンツ球場で、就任後“初仕事”となった。
「自分が新人として初めてこの読売ランドに足を踏み入れたときのことを回想しました。引退してからずっと外から野球を見ていましたので、やはり久しぶりに中に入ってくると、勝負の世界の緊張感を少し感じました」
グラウンドで新人選手のキャッチボールなどをチェックした桑田コーチ補佐は、プロ球団での指導は初となる。未来を背負うルーキーたちへ「プロとアマの違いは1年を通して野球をやるということ。1年を通して戦える体力づくり、技術力もそうなんですけど、精神的な強さ、メンタルタフネスも養ってもらうという意識をもって過ごしてもらいたい」と期待した。