2021.1.12 16:43

斉藤コミッショナー、プロ野球キャンプイン「今の段階でキャンセルや延期は考えられない」

斉藤コミッショナー、プロ野球キャンプイン「今の段階でキャンセルや延期は考えられない」

新型コロナウイルス対策連絡会議を終え、オンラインで記者会見するプロ野球の斉藤惇コミッショナー=12日

新型コロナウイルス対策連絡会議を終え、オンラインで記者会見するプロ野球の斉藤惇コミッショナー=12日【拡大】

 新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が再発令された中、プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第23回が12日にウェブ会議で開催された。

 プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「今の段階では(宮崎、沖縄県の)行政当局、自治体と話し合いながら、2月1日から粛々とどうやってやるか、という方へ知恵を出し合っている。よほどのことがない限り、キャンセルするとか、延ばすことは考えられない」と話し、予定通りに12球団が2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする方針を示した。

 また、専門家チームの三鴨廣茂氏(愛知医科大教授)も「キャンプをしなければ、シーズンは始まらない。これはアスリートとして当然。キャンプを遅らせれば、シーズンがどんどん後ろにいって、また試合数を減らすということにつながる。シーズンということを考える上では、キャンプを延期するという策はほとんど考えず、いかに安全にやるかということに議論が集中した」と説明した。

 巨人、DeNAなど5球団が2月7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県にも13日に緊急事態宣言の発令が決定する。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で9日に独自の緊急事態宣言を出している。

 キャンプでは全ての選手、コーチに加え裏方のスタッフや球団職員など大人数が移動して長期滞在するため、今後も緊急事態宣言下の活動が適当か慎重に見極めていくものとみられるが、斉藤コミッショナーは「地元が(受け入れに)とても耐えきれない、NOという反応がでれば、われわれが(キャンプ実施を)強行することはあり得ない」と話すにとどめた。