2021.1.11 12:00

【球界ここだけの話(2202)】阪神・望月、藤川球児氏の教えを胸に1軍マウンドで恩返し

【球界ここだけの話(2202)】

阪神・望月、藤川球児氏の教えを胸に1軍マウンドで恩返し

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阪神・望月

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 昨年末、休日の鳴尾浜で淡々と汗を流す若虎の姿があった。今年で高卒6年目を迎えた望月惇志投手(23)だ。

 虎投期待の右腕は2018年に中継ぎとして37試合に登板し、頭角を現すと、19年には先発で初勝利を挙げるなどステップアップしてきた。しかし、昨季は中継ぎとして16試合の登板にとどまり「本当に悔しいシーズン。思うようなパフォーマンスを出せなかった」と振り返った。

 オフには19年から2年連続で藤川球児氏(40)と1月に沖縄で合同自主トレを行っていたが、今年は藤川氏が現役を引退したこともあり、独りでトレーニングに励む日々を過ごしている。ただし、レジェンド右腕から受け継いだ考えや教わったことは今でも胸に刻み込んでいる。

 「球児さんにキャッチボールの大切さを教わった」と話し、詳しい内容は明かさなかったが「(今でも)何かことあるごとに連絡をくださる」と感謝した。わが子のようにいつも気にかけてくれる大先輩のためにも1軍のマウンドで活躍する姿を見せることが何よりの恩返しだ。

 1月9日には球団の首脳陣による合同スタッフ会議が行われ、2月の春季キャンプについての打ち合わせが行われた。1カ月間で9試合の対外試合が組まれる予定で、最短で2月9日から実戦がスタートする。望月も「2・1」に照準を合わせて、調整している。

 「キャンプインしてすぐに紅白戦とか、シート(打撃)が入っていることは聞いている。そこにしっかり(状態を)合わせて、アピールしないといけない。キャンプが(1軍か2軍の)どっちになるか分からないけど、実戦に早く入れるようにしていきたい」

 このオフから球団寮の「虎風荘」を退寮。私生活も心機一転して21年のシーズンに挑む。(織原祥平)