契約更改交渉を終えた中日・根尾(撮影・須藤佳裕)【拡大】
中日・根尾昂内野手(20)が3日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、200万ダウンの1100万円でサインした。
「出場機会を増やすために外野にチャレンジしていたので、内野にこだわって、レギュラーを奪取できるようにしたい。まだまだ段階を踏むべきというのは分かっているので一段一段、しっかりと登っていきたい」
2年目の今季は9試合に出場して打率・087(23打数2安打)。8月上旬に1軍に昇格し、8月11日の広島戦(マツダ)でプロ初安打をマークしたが、シーズンの大半を2軍で過ごすこととなり、昨季同様に悔しいシーズンとなった。
来季に向け、今オフは条件が整えば先輩の大島と自主トレを行う予定。ともに参加する高橋も含めて、1軍で打率3割をマークした左打者の先輩がそろう機会は貴重。「聞いて盗んで見て盗んで、何か一つでも自分のものになるように、トレーニングも含めてやっていきたい」と成長のきっかけにすることを誓った。