2020.12.2 07:30

【虎のソナタ】城島さんに追いつくには打率330、34発 球児氏が梅野にエール!

【虎のソナタ】

城島さんに追いつくには打率330、34発 球児氏が梅野にエール!

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阪神タイガース連載
藤川球児
藤川球児氏(左)はさっそくツイッターを通じて梅野(右)にエール。城島氏を超えるような活躍を期待した

藤川球児氏(左)はさっそくツイッターを通じて梅野(右)にエール。城島氏を超えるような活躍を期待した【拡大】

 「高倉健の背中」という本があります。大相撲元大関で歌手としても活躍した増井山には「男の背中」というヒット曲がある。プロ野球選手も背中にこだわります。

 「男はみんな背中でものを言う。ワシもそうよ。よう見てみんさい」

 カープ担当時代、正捕手として活躍した達川光男さんにそう言われたことがあります。背番号「40」。はて? 首をかしげていたら、名解説を展開してくれました。

 「まず、背番号の上にある名前。これを右から読んでみんさい。WA・KA・TSU・TA。『わかった』になるじゃろ。投手のことがよく『わかった』女房役ということよ。そして背番号。これは『よんじゅう』ではなく『し・まる』と読むんよ。扇の要としてチーム全体を引き締める。な、ワシの背中は、いいキャッチャーだということを物語っとるじゃろう。いい番号じゃろ」

 ドヤ顔の解説に爆笑し感心しました。

 阪神が、選手の背番号の変更を発表しました。北條は「2」から心機一転「26」に。福岡出身で城島健司に憧れていた梅野は「44」からその空いた「2」へ。岩崎は「67」から「13」。それぞれの選手の新背番号への思いとこだわりはトラ番たちがまとめた記事をご覧になってください。反響も大きいようです。

 「球団が発表してすぐに、藤川球児さんがツイッターを更新しています」

 見つけたのはトラ番最年少の織原祥平です。原文のまま紹介します。

 『タイガース背番号変更は珍しい 梅野背番号2 城島さんに追いつくには打率330、ホームラン34発!! これが2003年の城島さんの成績。リュウ頑張れ』

 「岩崎投手はいい番号になりました。ドラフト6位入団だったから大きな番号しかもらえない。でも実績を積み重ねれば、若い番号になる。先輩が達川さんのことを書いたから思い出しましたが、僕もカープ担当の時に鈴木球団本部長が『背番号は勝ち取るものなんじゃ』と話していたのを思い出しました。岩崎投手はそれを体現したと思います」

 サブキャップ安藤理です。補強よりも若い選手を鍛えて育てることに重点を置く広島は、新人にいきなりいい背番号を与えるケースが少なく、ミスター赤ヘル背番号「8」の山本浩二さんも入団から2年間「27」、背番号「3」の鉄人衣笠祥雄さんも10年間「28」を背負っていました。

 安藤はこの日、1日付で球団社長(兼務)に就任した藤原崇起オーナーの“初出勤”を取材。その前後に様子を見にいった甲子園球場クラブハウスの駐車場にはズラリと車が並んでいました。

 「11月で秋季練習が終わったので取材対応はないんですが、オフに入ってもみんな自主練習にきています。糸原選手、大山選手、藤浪投手、新たな背番号になる北條選手の車もあります」

 鳴尾浜にも井上ら若トラたちの姿がありました。

 新型コロナウイルスの感染拡大予防で「密」を避けるため、新春恒例の阪神タイガース福袋は、この日オンラインで発売されました。午前10時の受付開始からわずか3時間半で用意した500個が完売しています。

 新背番号「2」の梅野にすぐにエールを送った藤川さん同様、来季のタイガースに熱い視線を送っている猛虎党のみなさま、ご安心ください。楽しみにしていてください。背番号変更となった選手も、入団以来の番号を背負い続けている選手も、その背中でものを言えるように、来季に向けて爪を研いでおります。