試合後の投手陣の練習を見つめる阪神・平田勝男2軍監督=生目の森第二野球場(撮影・松永渉平) 【拡大】
みやざきフェニックス・リーグ(阪神1-8日本ハム、28日、生目第二)
阪神は先発した馬場皐輔投手(25)が4回6安打5失点と大崩れ。守備でのミスも目立ち、平田勝男2軍監督(61)も苦言を呈した。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
--日本ハムの立野に無安打
「貧打、山本貧打、リンダ。パッと狙い撃ちってあったけど、狙い撃ちも何もないやん。昨日も言ったけど、これが実力。この辺が実力の無さというか、フェニックスに来て感じることはやっぱりイースタンの選手たちのスイングが違う」
--イースタンの投手は球の速さもウエスタンと違う
「やっぱりきょうのピッチャーもピュッてきてるよ。昨日の奥川なんか一軍でも抑えるくらいのアレだから。きょうのピッチャーもあんまり上(1軍)で投げてないっていうけど、よかったもん、やっぱり。こういうピッチャーへの対応をね、一軍でやるということなんでね、自分の力不足がこの2試合で出たというところ。オフに向けて、しっかり、ソフトバンクじゃないけど、フィジカル、体を強くしてスイングを強くする。速くする、遠くに飛ばす」
--先発の馬場は
「馬場に関してはね、0点。今年1軍でこんだけいい所で使ってもらっての…見下ろした投球というか。片山との投内連係のミスはあったものの、相手の投手と差を見せてほしかった。ファームのピッチャーになってもうてる。ファーム馬場だよ、ファーム馬場。なんの貫禄もないやん。今年上で投げて、粘りもなければ球のキレやそういったあいつの持ち味の粘り強さもない。ゼロからやり直しやこれ。叩き直さなあかんよ」
--期待も高かっただけに
「もちろん来年ローテーションに、今年これだけ1軍のいい所で使ってもらったんやで? そういう格の違いが尾仲や小林や守屋とか出てきたら、やっぱり格の違いをリリーフで出すやん。そのへんを馬場も最低限出さないと」
--29日は西純が先発
「明日は西で良い締めくくりじゃないけど、順調に来てるんで。楽天にはこの前も投げてるしね」
--27日は奥川の投球を見た
「そういった意味では明日、楽しみだね」