4回、先制の適時打を放つNTT東日本・火之浦明正 =東京ドーム(撮影・加藤圭祐)【拡大】
第91回都市対抗野球大会第6日(27日、JR北海道クラブ1-6NTT東日本、東京D)NTT東日本のルーキーで4番を担った火ノ浦が先制打など2打点で打線を活気づけた。0-0の四回2死二塁で変化球を捉えて中前にはじき返した。「先輩方がいるので4番という重いものを背負わず、気楽に立っている」と気負いを感じさせなかった。
専大出の23歳。広角に打てる長打力が持ち味だという。飯塚監督は「元々いいものはあったけど、荒さやもろさがあった。予想以上に早く成長してくれている」と期待を寄せた。