SMBC日本シリーズ第4戦(ソフトバンク4ー1巨人、ソフトバンク4勝、25日、ペイペイドーム)ソフトバンクが巨人を破り、パ・リーグでは初となる4年連続日本一に輝いた。また2年連続の4連勝日本一は史上初。
コロナ禍の影響で胴上げはなく、ナインはマウンドを中心に大きな輪を作って、万歳で喜びを表現した。
「正直、ほっとしています。うれしくてうれしくて…。地元の福岡で日本一になれて最高です」と、お立ち台での優勝インタビューに応じた工藤公康監督(57)は就任6年目で日本シリーズは5戦5勝。日本一5回は、川上哲治(巨人)の11、森祇晶(西武)の6に次いで、水原茂(巨人4、東映1)に並ぶ3位タイとなった。
ソフトバンクは一回に柳田悠岐外野手(32)がシリーズ1号となる逆転2ラン。二回には甲斐拓也捕手(28)の2号2ランで加点。その後は継投で逃げ切った。巨人はシリーズを通して、投打の歯車がかみ合わなかった。