キャッチボールするソフトバンク・ムーア=福岡県ペイペイドーム(撮影・今野顕)【拡大】
ソフトバンクのマット・ムーア投手(31)が23日、キャッチボールなどで調整。24日の「SMBC日本シリーズ2020」の第3戦での先発登板に向けて調整した。
「ワールドシリーズにも出たことがないので。相手がどことかではない。ここまで勝ち上がってくるので(巨人は)バランスの取れた打線というのはわかっている。まずは自分の投球をしないといけない」
来日1年目の今季13試合に登板し6勝3敗、防御率2・65。力強い直球と、鋭いカーブ、チェンジアップのコンビネーションで先発の柱として貢献した。最後の実戦登板は9日の西武戦(同ドーム)で3回を3安打1失点。そこから中14日のマウンドになる。「1球の重みが変わってくる。それを意識しながら投げたい」と意気込んだ。
新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に遅れた今季。11月下旬での公式戦に「この時期まで公式戦としてやっていたことはない」と笑っていた。鷹を日本一にする。そのための秋にする。