【指揮官一問一答】
(セ・リーグ、阪神0-4巨人、24回戦、巨人16勝8敗、10日、甲子園)
阪神は巨人に0-4で完敗。藤川の引退試合を白星で飾れなかった。以下、矢野監督の一問一答。
--先発の青柳、二回以降は無失点
「うん、まあボール自体はいいボールがいっていましたし、初回にね、エラーで足を引っ張ったので、その点を彼がしっかり投げ切ったのは青柳の成長かなと思います」
--打線はなんとか中谷が一本
「まあね、ちょっと寂しいバッティングでしたね」
--藤川には監督自らボールを
「まあ本当にね、最後になってしまうんだなというね気持ちでいろいろな思いがありながら送り出しました」
--全球ストレート勝負だった
「本当にストレートを投げ抜いてきた野球人生だったのでね。投げるだろうと思ってましたしね。そこまで求められるピッチャーってね。藤川球児しか知らないのでね。そういう中で最後はストレートを投げてくれてね」
--最後も球児が意識してきた巨人に、見応えある投球
「もちろん最後勝っている状態で球児を投げさせてあげたいというか、そういうふうにしたかったけれど、でも特に初球を見たとき、すごいいいボールがいっていたので。本当に球児の最後の思いを込めたボールだなと、そのボールを見ても感じ取れたので。球児自身の思いもあるし、それを受け継いでいく後輩に対する思いもあって投げたボールだと思うので。1人1人が感じ取ってくれたら、と思います」
--打線は大山が1番に入った
「力んでいいと思うしね。力むなという方が無理なんでね。力んで当たり前だと思うんで。挑戦、もちろん結果出さないとね。駄目な部分もあるけど、そうやって自分で思いきって勝負いった結果なんで。それでいいかと思っています。明日も? うん、1番で」