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矢野阪神が来季コーチ刷新 北川コーチ昇格、プロスカウト久保田氏入閣へ

矢野阪神が来季コーチ刷新 北川コーチ昇格、プロスカウト久保田氏入閣へ

阪神・矢野監督(中央)を支えるべく来季に向けてコーチ人事が進められている。左は清水ヘッド、右は井上打撃コーチ(撮影・松永渉平)

阪神・矢野監督(中央)を支えるべく来季に向けてコーチ人事が進められている。左は清水ヘッド、右は井上打撃コーチ(撮影・松永渉平)【拡大】

 阪神が来季のコーチ人事を進めていることが3日、分かった。北川博敏2軍打撃コーチ(48)が1軍昇格し、久保田智之プロスカウト(39)が2軍コーチとして入閣する方向で調整中。この日、2軍の高代延博チーフコーチ(66)、香田勲男投手コーチ(55)とは来季契約を結ばないことが発表された。

 悔しい連敗の裏で、来季に向けた準備が加速した。阪神がコーチ陣を再編。まずは攻撃部門のテコ入れで、北川2軍打撃コーチに来季は1軍を任せることを前提に動いていることが分かった。

 矢野虎2年目の今季は新たに井上打撃コーチを迎えた。開幕直後は打線の不振で低迷も、昨季143試合で94本だった本塁打は115試合を終えて106本。現在480得点も143試合に換算すれば597得点で、昨季の「538」から前進している。

 17発のボーア、19発のサンズの加入も大きいが、若手でも大山が26本塁打、82打点でタイトルを争うまでに成長。2年目の近本も打率・298で3割に迫る。一方で課題も目立つ。この日のヤクルト戦も1-0の六回無死満塁で追加点を奪えずに逆転負けしたように、好機での打撃という課題が終盤になっても解消されていない。

 白羽の矢が立った北川コーチは、2001年に近鉄で史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打を放った「ミラクル男」だ。代名詞はまさに今のタテジマが求める「勝負強さ」。昨年10月のコーチ就任会見では「そういう場面でも活躍できるような選手を育てたい」と抱負を語っていたが、経験をもとにした指導が第一線で発揮されることが期待される。

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