阪神から指名あいさつを受けた佐藤(左)。矢野監督からは日本で前人未到の数字を託された(撮影・林俊志) 前人未到の領域を狙う! 阪神からドラフト1位指名された近大・佐藤輝明内野手(21)が27日、東大阪市内の同校で指名あいさつを受けた。走攻を兼ね備える逸材は矢野燿大監督(51)から40本塁打&40盗塁の「フォーティー・フォーティー」を目指すようにハッパをかけられた。達成すれば日本球界初。新たな超人の伝説が始まった!
目標は高く、大きく。別当薫も秋山幸二も成し遂げられなかった数字を目指す。佐藤輝は緊張気味に会見場に姿を見せたが、少しずつ柔らかな表情へと変わっていった。矢野監督と40分にわたる初面談。シーズン「40本塁打&40盗塁」という明確な目標を伝えられた。
「コーチの方々だったり選手の先輩とかから、いろいろ吸収して、(フォーティー・フォーティーが)できるような選手になりたい」
日本で達成した人はいない。メジャーでも1996年のボンズ(ジャイアンツ)、98年のアレックス・ロドリゲス(マリナーズ)ら4人だけ。打率3割、30本塁打、30盗塁よりもはるかにハードルは高くなる。
矢野監督は「トリプルスリーのさらに上の『40・40』も狙ってほしい。誰も追いつかないようなところまでいってもらえたら」と期待を込めた。
潜在能力はある。187センチ、94キロと大きな体格だが、50メートル6秒0とスピードを兼ね備えている。大学通算8盗塁だが「盗塁に関してはまだまだ改善すべき点、まだまだできる点がある。(捕手出身の矢野監督に助言を)いっぱい聞けたらいいです」と気合十分だ。