2020.10.25 07:30

【八木裕 神眼スコープ】V打・原口に匹敵、1球で決めた坂本の犠打

【八木裕 神眼スコープ】

V打・原口に匹敵、1球で決めた坂本の犠打

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八木裕 神眼スコープ
七回、送りバントを決める阪神・坂本=東京ドーム(撮影・中井誠)

七回、送りバントを決める阪神・坂本=東京ドーム(撮影・中井誠)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人1-2阪神、22回戦、巨人15勝7敗、24日、東京D)狭い東京ドームで打ち合いを挑むと、どうしても分が悪くなる。この球場で巨人に勝つには、投手陣がしっかり投げ、1点差の接戦に持ち込み、ミスをせず、細かいプレーを決めること。この試合は、すべてがしっかりとできていた。

 象徴的なシーンとして挙げたいのは、勝ち越し点を奪った七回。つなぎの四球を選んだ糸井、決勝打の原口と同等に評価したいのが、1死から送りバントを1球で決めた坂本。こういう細かいプレーこそが、来年以降も東京ドームで互角、それ以上に戦うために必要になってくる。

 ことしは東京ドームでの開幕3連敗が、阪神がつまずく原因となり、巨人が優位性を保って突っ走った要因になった。

 確かに昔から、東京ドームには独特の空気感がある。気圧の違い、どの球場よりもアウェー感が強い。来季に向けて、同じような準備をしていれば、また同じような結果になりかねない。東京ドームの戦いを意識して、オフ、キャンプから備えてほしい。もちろん、きょうのドーム最終戦を勝って、いいイメージで終えることも重要だ。 (本紙専属評論家)

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