2020.10.23 18:37

巨人も収容人数8割で試合開催へ…ハマスタに続き2例目

巨人も収容人数8割で試合開催へ…ハマスタに続き2例目

東京ドーム

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 巨人は23日、今季の本拠地・東京ドームでの最終戦となる11月7、8日のヤクルト戦で、来場者の上限を収容人数の8割程度となる約3万4000人に引き上げると発表した。新型コロナウイルス感染対策として新たなIT技術を導入し、実証実験を行うため。この日行われた政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会でも了承された。

 現在の大規模イベントは収容人数の50%に制限されており、東京ドームでは約45%の1万9000人を上限としている。収容人数を引き上げて1万5000人増とすることで球場内外での混雑がどうなるかなどを詳しく調べる。試験にあたり、日立製作所やNTTドコモなどの協力を得るという。

 東京ドーム内では場内カメラ10カ所の映像から人の流れを可視化し、スマートフォンのBLE電波なども参考に混雑状況を把握。滞留者が多いエリアには誘導係員を増員できるようにする。また、CO2濃度の測定も行い、飛沫(ひまつ)感染などの防止に役立てる。

 NTTドコモや関連企業の協力で、「モバイル空間統計データ」を用いて来場者の入場前(試合開始4時間前から)と退場後(試合終了6時間後まで)の動きも取得、分析する。周辺の繁華街の混雑や利用する駅を調べることで、効果的な感染防止策や交通誘導策の検討に活用するという。

 いずれも個人を特定するものではなく、プライバシー保護と両立させる。また、マスクの着用や観客席での飲酒禁止と酒類の販売休止、手拍子を中心にした声を出さない新しい応援スタイルの徹底などの感染対策は引き続き講じていくとしている。

 球界では、すでにDeNAが今月30日からの阪神3連戦(横浜スタジアム)で同様の検証を行うことを発表。巨人はDeNAとも連携して対策に役立てる。

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