2020.10.17 05:02

阪神・西勇、8回0封で3年連続10勝!七回1死満塁ピンチも執念併殺

阪神・西勇、8回0封で3年連続10勝!七回1死満塁ピンチも執念併殺

特集:
西勇輝
七回、西勇(左)は西浦を併殺に打ち取り、大山とタッチを交わす。うれしい10勝目だ(撮影・宮沢宗士郎)

七回、西勇(左)は西浦を併殺に打ち取り、大山とタッチを交わす。うれしい10勝目だ(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神5-0ヤクルト、19回戦、阪神10勝9敗、16日、甲子園)121球を投げ終えると、右手でガッツポーズを作りながら、軽やかな足取りでベンチに戻った。西勇が8回零封で今季10勝目。3年連続2桁勝利を達成し、声を弾ませた。

 「2桁勝つのも全然想像できなかったけど、試合を投げるにつれて試合数が少ないと肌で感じた。その中でも1試合1試合、勝つことができたので、その積み重ねがあって無事2桁勝利にいくことができてよかった」

 最大のピンチは七回だ。無死一塁で青木を一ゴロで併殺に打ち取ったかに思われたが…。野手が一走を挟殺できず、1死一塁で再開。その後、満塁とされたが「何も変わることなく、淡々と自分の中で決めごとを作って投げていた」と平常心で西浦を三ゴロ併殺に料理して無失点で乗り切った。

 安定感抜群の投球に矢野監督も「結果だけじゃなくてチームを引っ張るという意識を持ってくれているんでね。チームが連敗して苦しい中で、そういう部分でも力になってくれている」と目を細めた。

 今季10勝目を挙げ、勝利数でリーグ単独2位に浮上。さらに防御率も2・05と3位ながら2位の巨人・菅野(2・02)に迫っている。開幕投手に指名された2月の春季キャンプでは「ローテーションは当たり前、やっぱり勝ち、防御率はすごく見ているので、うちのチームの開幕(投手)がどれだけ(数字を)残せるのか(が大事)」と大黒柱としての矜持を語っていたが、今は勝利へのゲームメークが最優先事項だ。

 「そこ(防御率)よりも、やっぱりイニングを投げることが大事。しっかりゲームを作っていくことを考えながら、やっていければ」

 シーズンも残り1カ月。アクセル全開で走り続ける。(織原祥平)

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