2020.10.16 05:04(1/2ページ)

阪神・藤川、大逆転サヨナラ負けの日に“球児魂”注入!「答えは一つ。勝つか負けるか」

阪神・藤川、大逆転サヨナラ負けの日に“球児魂”注入!「答えは一つ。勝つか負けるか」

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藤川球児
球児は花束を手に場内を一周。スタンドから“球児コール”が起きると笑顔でストップをかけた(撮影・松永渉平)

球児は花束を手に場内を一周。スタンドから“球児コール”が起きると笑顔でストップをかけた(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、中日5x-3阪神、21回戦、阪神11勝10敗、15日、ナゴヤD)球児、帰ってきた!! 阪神は15日、中日に3-5で逆転サヨナラ負けを喫した。この日、今季限りでの現役引退を表明している藤川球児投手(40)が出場選手登録され、2カ月ぶりに1軍復帰。登板機会はなかったが、「グラウンドの中は答えは一つ。勝つか、負けるか」と必死に戦うチームに“球児魂”を注入した。

 悲劇を告げる白球が左翼ポール際のスタンドに飛び込んだ。まさかの逆転サヨナラを、藤川はブルペンで見守ることしかできなかった。復帰初戦は悔しすぎる敗戦。だが、戦いは続く。勝負の舞台に戻ってきた背番号22は試合後、すぐにプロとしての魂を説いた。

 「グラウンドの中での答えは一つ。勝つか、負けるか。その中で、やっていくというのがプロ。僕は、それは(いつも)感じていることなので」

 プロ22年。数々の修羅場を経験した藤川だからこその含蓄のある言葉だ。2カ月ぶりに戻ってきたチームは正念場にいる。「2位、3位を争っているし、たくさんの意見が分かれるところですけど…」。現在地の評価は周囲がすること。それよりもグラウンドで忘れてはならない大前提を力説した。勝つか、負けるか-。チームへのエールに変えた。

 「監督の起用法をみていても、必死に勝とうとする姿をすごく感じるし、選手たちも、それに応えようとしている。相手チームとしのぎを削っているから自分は出番がいつあるかなと思いながらもゲームをリスペクトしている」

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