2020.10.16 20:32

阪神ファンから温かい拍手 ヤクルト・歳内4年ぶり甲子園登板2失点

阪神ファンから温かい拍手 ヤクルト・歳内4年ぶり甲子園登板2失点

5回、途中降板するヤクルト・歳内(中)=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)

5回、途中降板するヤクルト・歳内(中)=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神-ヤクルト、19回戦、16日、甲子園)

 気温10度台と肌寒い風が吹く中、球場を包む拍手が温かった。ヤクルト・歳内宏明投手(27)=前四国IL香川=が、古巣相手に先発。久々に上がるマウンドの感触を確かめながら、思い切り腕を振った。

 福島・聖光学院高から、2012年にドラフト2位で阪神に入団。昨季限りで戦力外となるまで8年間在籍した。甲子園での登板は、2016年4月27日の巨人戦以来、約4年ぶり。この日は、ビジターの三塁側ベンチからマウンドに向かった。

 「歳内」の名前がコールされると、阪神ファンからも拍手が起こった。一-三回までは、走者を背負っても粘り強く投球。直球を主体に、阪神打線に向かっていった。

 だが、四回1死一、三塁から梅野に三塁線を破る適時二塁打とされると、五回1死一、二塁からは大山に左前適時打を浴びたところで交代を告げられた。

 「古巣相手ということで気合が入りましたが、初回から少し力んでしまいました。徐々にリズム良く投げられてきましたが、四回、五回とピンチの場面で粘れず失点を許してしまい、とても悔しいです」

 4回1/3で90球を投げ8安打2失点に反省の言葉を並べた歳内。だが、マウンドを降りる際も、あらゆるところから温かい拍手が送られた。白星とはならなかったが、元気な姿を古巣のナインやファンに届けた。

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