2020.10.3 22:25

ヤクルト大敗 青木への死球で両軍にらみあいも

ヤクルト大敗 青木への死球で両軍にらみあいも

8回、ナインがベンチを飛び出し一触即発となる両チーム=神宮球場(撮影・土谷創造)

8回、ナインがベンチを飛び出し一触即発となる両チーム=神宮球場(撮影・土谷創造)【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト2-13広島、16回戦、広島8勝6敗2分、3日、神宮)

 扇の要が約3カ月ぶりに1軍に帰ってきた。楽天から今季、新加入したヤクルト・嶋が昇格し、先発マスクをかぶった。

 「残り試合非常に少ないですし、現状は非常に厳しい状態ですけども、楽しみに見に来てくれるファンの方もいる。最後まで全力で戦うのが役割だと思うので、諦めないでやろうと思います」

 6月19日の開幕戦前の練習で正捕手の中村が上半身のコンディション不良を訴え、嶋が開幕のマスクをかぶった。だが、7月11日の巨人戦(ほっと神戸)後に右足舟上骨の骨折が判明。翌12日に登録抹消され、2軍施設でリハビリの時期を過ごした。

 9月27日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(戸田)で実戦復帰すると、同リーグでは2試合で計3打席に立ち1安打1打点。D1位・奥川(星稜高)が先発した同30日のBCリーグ選抜戦(戸田)でも先発出場していた。

 約3カ月の空白期間について「非常に長かったです。歩くところからですし、足の骨折というのも(人生で)初めてだったので、思ったより大変だなと改めて感じました」と移籍1年目で苦難に見舞われた。それでも「やっぱり早くあそこで野球をやりたい。1日でも早く戻りたいなという思いでした」と前を向き続けた。

 五回まで先発のスアレスを無失点でリード。観衆が入ってから神宮でプレーするのはこの日が初めてとなったが、元気な姿を見せた。均衡が崩れたのは七回以降。投手陣が崩れ、七回に6失点、八回に7失点で計13失点。大きく得点差が開いた八回には、青木が菊池保から死球を当てられ、両軍選手がベンチから出てきて、ホームベース付近でにらみあった。審判から警告試合が宣告された。九回に2点を返して意地を見せた。

  • 8回、ナインがベンチを飛び出し一触即発となる両チーム=神宮球場(撮影・土谷創造)
  • 8回、死球を受けるヤクルト・青木=神宮球場(撮影・土谷創造)
  • 8回、死球を受けた足をおさえ悶絶するヤクルト・青木=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 8回、両軍がにらみ合う中、ヤクルト・高津監督と言葉をかわす広島・佐々岡監督=神宮球場(撮影・長尾みなみ)