2020.9.21 05:03

代打の阪神・長坂、びっくり1号!2年連続シーズン初打席本塁打に矢野監督絶賛「素晴らしい」

代打の阪神・長坂、びっくり1号!2年連続シーズン初打席本塁打に矢野監督絶賛「素晴らしい」

長坂が三回、代打で2ラン。今季初打席で豪快な一発を放った(撮影・宮沢宗士郎)

長坂が三回、代打で2ラン。今季初打席で豪快な一発を放った(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、中日4-2阪神、15回戦、阪神9勝6敗、20日、ナゴヤD)痛烈な打球を目の当たりにし、1万992人が集まったナゴヤドームがどよめきに包まれた。前日19日に昇格したばかりの代打・長坂が、今季初打席で1号2ラン。伏兵が一矢報いた。

 「藤井(バッテリー)コーチから『とにかく思い切って振ってこい!』といわれました。思い切って振った結果がホームランになってよかったです」

 0-3で迎えた三回だった。無死一塁で中田に代わって打席へ。カウント2-2から松葉の141キロを一閃し、豪快に左翼席へたたき込んだ。

 「昨年に続き1打席目でホームランを打つことができてよかったです」

 大卒4年目の捕手。昨季は3試合の出場にとどまり、打席に立ったのは6月1日の広島戦(マツダ)でのたった一度。それでも、その打席でプロ初本塁打を放っており、2年連続のシーズン初打席初本塁打に、1年越しの“2戦連発”と珍記録をマークだ。

 驚弾に矢野監督も「本当に、びっくりするような。少ないチャンスをこじ開けていって、アピールしてくれたら。素晴らしいバッティングをしてくれた」と絶賛した。プロ通算3安打のうち2本がホームラン。ちなみに2018年のプロ初安打は中日・松坂からの二塁打。正捕手の梅野が負傷離脱しているなかで、意外性にあふれる男が終盤戦の“ラッキーボーイ”に名乗りを上げた。

 3月には新型コロナウイルスに感染し思わぬ形でつまずいた。8月25日に1軍昇格も、一度も試合に出ることなく今月4日に抹消。ようやく回ってきたチャンス。逃すわけにはいかなかった。

 「同い年は活躍している選手が多いので、そこに入れるようにしたいですね」

 近本、大山、木浪らと同じ1994年世代。オフに誓った言葉を胸に、必ず肩を並べてみせる。(原田遼太郎)

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  • 長坂は昨年の唯一の打席だった6月1日の広島戦でもプロ1号を放った