2020.9.20 17:41

“病める”西武・森が「ヘコんでても仕方ない」と逆転の3点二塁打

“病める”西武・森が「ヘコんでても仕方ない」と逆転の3点二塁打

8回、逆転の3点二塁打を放つ西武・森=京セラドーム大阪(撮影・薩摩嘉克)

8回、逆転の3点二塁打を放つ西武・森=京セラドーム大阪(撮影・薩摩嘉克)【拡大】

 (パ・リーグ、西武5-4オリックス、18回戦、西武8勝9敗1分け、20日、京セラ)自力V消滅の可能性もあった中で“病める”西武・森友哉捕手(25)が2-4の八回2死満塁で、走者一掃の逆転二塁打を放った。

 「初球からスイングしようと思っていた。芯だったし、逆方向に強い打球は理想の形。手応えは凄くあった」

 オリックス・吉田凌の初球のスライダーを強振した打球は左翼フェンスを直撃した。

 昨季にリーグMVPと首位打者を獲得した森も、今季はここまで背筋痛などもあって打率・258。またスタメンマスクをかぶった試合は目下5連敗中と「捕手・森」としても、瀬戸際に追い詰められていた。辻監督も17日の試合後には「ちょっと病んでいる。捕手ってポジションは、打たれたら何やってんだって言われるし、抑えたらナイスピッチング。そういう世界」と評していた。この日も先発を外れて途中出場だった森自身も「あれだけ捕手として大量得点を取られて、負ける試合が続いている。(外されるのは)当たり前」と話した。

 その中での逆転打。森は「今の成績はもちろん納得できるものではないが、ここまで来たら“今年はそういう年”と割り切るしかない。ヘコんでても仕方ないので」と少し心境の変化をのぞかせた。辻監督も「これをきっかけにグッときてくれれば。あいつが(スタメンに)いないと淋しいやろ? 友哉(森)がいないとやはり打線が弱い」と心身の復調に期待を込めた。残り42試合、やり返す時間はまだ残っている。(東山貴実)

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