2020.9.20 05:01

楽天・滝中、躍ったプロ初登板5回1/3を1失点「タッキーと呼んでほしい」

楽天・滝中、躍ったプロ初登板5回1/3を1失点「タッキーと呼んでほしい」

プロ初登板で好投した滝中。“楽天のタッキー”が鷹を幻惑した (撮影・村本聡)

プロ初登板で好投した滝中。“楽天のタッキー”が鷹を幻惑した (撮影・村本聡)【拡大】

 (パ・リーグ、ソフトバンク1-3楽天、17回戦、ソフトバンク10勝7敗、19日、ペイペイD)楽天のドラフト6位右腕・滝中瞭太投手(25)=ホンダ鈴鹿=が、ソフトバンク戦に先発でプロ初登板。5回1/3を5安打1失点で勝敗はつかなかったが、チームの勝利を呼び込んだ。

 「友達も見に来てくれました。楽しむこともできました。甘い球もありましたが、とにかく試合をつくれてよかった」

 強打者が並ぶ相手の3-6番を、計1安打に封じた。六回1死三塁の場面で降板し、2番手・酒居が柳田に右前適時打を浴びたが、最速148キロの直球を軸に、多彩な変化球を操った。

 滋賀・高島高時代に甲子園出場経験はなく、龍谷大、社会人を経てプロ入り。春季キャンプは1軍スタートだった。当初は救援で起用され、チーム方針で先発として2軍で力を蓄えた。試合前の練習時に緊張がMAXに達したが、三木監督から「初登板は最初で最後だから」と“魔法の言葉”をかけられ、初舞台に平常心で臨めた。

 ソフトバンク戦の連敗を5で止め、勝率も5割に復帰。ただ前日18日に自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクとは8ゲーム差がある。「タッキーと呼んでほしい」という滝中が、浮上へのキーマンになる。(広岡浩二)

滝中 瞭太(たきなか・りょうた)

 1994(平成6)年12月20日生まれ、25歳。滋賀県出身。高島高では2年秋からエースとして活躍。龍谷大へ進学し、関西六大学リーグで通算16勝。ホンダ鈴鹿へ進み、日本選手権に2度、都市対抗に3度出場。2020年ドラフト6位で楽天入団。今季成績は1試合に登板し、0勝0敗、防御率1.69(19日現在)。180センチ、93キロ。右投げ右打ち。独身。年俸900万円。背番号57。

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