2020.9.20 07:30

【記者は見た】懐かしい雰囲気…確実に増した臨場感

【記者は見た】

懐かしい雰囲気…確実に増した臨場感

この日から開放された外野席のベイファンは、佐野の12号2ランに総立ちとなった (撮影・福島範和)

この日から開放された外野席のベイファンは、佐野の12号2ランに総立ちとなった (撮影・福島範和)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA7-1巨人、14回戦、巨人9勝5敗、19日、横浜)セ・リーグ3位のDeNAは19日、1万3106人が来場した巨人14回戦(横浜)に7-1で快勝。この日から政府によるイベント入場制限が緩和され、新型コロナウイルスの感染拡大以降では、国内スポーツで初めて観客動員が1万人を超えた。

 明らかに景色は違っていた。上限5000人だったハマスタで観客は内野席にしか入れていなかったが、この日から外野席や左翼席上部の「ウィング」席も開放。DeNAの選手は久しぶりに360度をファンに囲まれながらプレーする“感覚”を堪能していた。

 今まではよく聞こえていた選手の大きな声や捕手の捕球音などは、3倍近く増えた観衆の手拍子やざわめきで、あまり聞こえてこなかった。まだ全体の半分も埋まっておらず、大声での応援は禁止されているが、臨場感は確実に増し、どこか懐かしい雰囲気を思い出した。

 その一方で、球団側は密を避けるために客席の両隣と前後を空席にし、試合後は規制退場を実施するなど対策を取っているが、1万人以上が集結した光景にわずかな不安を感じたのも事実だ。国内スポーツの先頭を走るプロ野球を盛り上げるためにも、ファンもよりいっそうの感染予防を徹底しなくてはいけないと感じた。 (遊軍記者・湯浅大)

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