2020.9.19 07:30

【黒田正宏 軍師の断】阪神・ガルシアは目の前の打者へ必死に 大山には余裕を感じる

【黒田正宏 軍師の断】

阪神・ガルシアは目の前の打者へ必死に 大山には余裕を感じる

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黒田正宏 軍師の断
4回、降板する阪神・ガルシア=ナゴヤドーム(撮影・松永渉平)

4回、降板する阪神・ガルシア=ナゴヤドーム(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、中日4-8阪神、13回戦、阪神9勝4敗、18日、ナゴヤD)先発のガルシアは7点リードから突如乱れて同点とされた前回(8日、DeNA戦)を引きずっているようだった。ボールが高く、余裕があるはずの場面でも四球を与えてしまう。捕手の坂本がうまくリードする以前の問題だった。

 二回1死一塁では投手の柳に犠打をさせようとするあまり、ボールを置きに行って腕が振れなくり、四球になった。もう一度、中日で13勝を挙げた来日1年目の気持ちを思い出してほしい。結果に、目の前の打者に必死に。あれだけ良いボールを投げるのだから、こんなものではないはずだ。

 打線はつながりを取り戻し、今年は長打も出る。大山には余裕が感じられて、自信に満ちている。それだけに、ガルシアら先発ローテの4番手以降の投手が最少失点でしのいで耐える必要がある。彼らの踏ん張り次第では、ひっくり返せる試合が増えてくるはずだ。

 10月2日からの巨人との4連戦までに、どれだけ差を詰められるか。そこでもう一度、盛り上がりを作らなくてはならない。岡田監督が率いた2008年には巨人に13ゲーム差をひっくり返された。逆もできる。全員がそのつもりでやらなくてはいけない。(本紙専属評論家)

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