2020.9.18 05:03(1/2ページ)

ロッテ・岩下が自己最多タイ5勝 “星稜ミラクルV”の立役者が15年ぶりVの使者

ロッテ・岩下が自己最多タイ5勝 “星稜ミラクルV”の立役者が15年ぶりVの使者

気迫のこもった投球で5勝目を挙げた岩下。闘志を前面に出し、チームの連敗を止めた(撮影・尾崎修二)

気迫のこもった投球で5勝目を挙げた岩下。闘志を前面に出し、チームの連敗を止めた(撮影・尾崎修二)【拡大】

 (パ・リーグ、西武1-8ロッテ、17回戦、西武11勝6敗、17日、メットライフ)パ・リーグ2位のロッテは17日、西武17回戦(メットライフ)に8-1で快勝。6年目右腕の岩下大輝投手(23)がプロ入り後最長の8回0/3を投げ、4安打1失点で昨季に並ぶ5勝目を挙げた。首位・ソフトバンクとは1・5ゲーム差のままだが、2005年以来15年ぶりの優勝を狙うチームに頼もしい戦力が台頭した。

 プロ6年目での初完封を目前に、明らかな変化が表れた。岩下は8-0の九回、安打と四球で無死一、二塁とされると、源田に左中間へ適時二塁打を浴びた。プロ入り後最長の8回0/3を投げて4安打1失点で昨季に並ぶ自己最多の5勝目。文句なしの結果ではあったが「先頭打者を初めて出して、めちゃくちゃ動揺した」と反省が口をついた。

 ただ、四回からの5イニングは一人の走者も許さず、課題の制球が抜群だった。山川に対しては四回に150キロの直球で見逃し三振を奪うなど3打席連続K斬り。「回の先頭で四球を出すことなく、しっかりと(アウトが)取れたことがよかった」と胸を張った。

 石川・星稜高から2015年にドラフト3位で入団。1年目のオフには右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を経験した。

 今月14日、同じ手術を受けて今季絶望となった種市に「(LINEで)僕のときはどうだったかを伝えている」という。ともに先発ローテーションを支えてきた2学年下の後輩を気遣えるのも、成長の証し。昨年11月には小学校時代の同級生と結婚し、責任感も増している。

【続きを読む】

  • 九回途中1失点で5勝目を挙げたロッテ・岩下=メットライフドーム