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【田尾安志 タイムリーCheck!】自力V消滅…矢野虎は勝負どころで弱い!

【田尾安志 タイムリーCheck!】

自力V消滅…矢野虎は勝負どころで弱い!

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田尾安志 タイムリーCheck!
矢野監督はベンチで髪をかき上げる。直接対決で自力Vの可能性を消されてしまった(撮影・宮沢宗士郎)

矢野監督はベンチで髪をかき上げる。直接対決で自力Vの可能性を消されてしまった(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人6-3阪神、14回戦、巨人11勝3敗、15日、東京D)阪神は巨人に3-6で敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。阪神OBの本紙専属評論家、田尾安志氏(66)は競り合いながらも最終的にきっちり勝ちきる巨人と比べて、阪神は「勝負どころに弱い」と指摘。選手に意識面での変革を求めた。矢野燿大監督(51)は「やるべきことは何も変わらない」と必死に前を向いた。

 7戦全敗となった今季の東京ドームのゲームでは、一番勝てそうなゲームだった。菅野の状態も良くなかった。追い詰めるには追い詰めたが、結局は「ジャイアンツは球際に強く、勝負どころに強い。逆にタイガースは球際に弱く、勝負どころにも弱い」という差だけが際立ったように思う。

 この日象徴的だったのは、1点リードの四回2死満塁で三振に倒れた木浪だ。カウント2-2から振ったのは、外角高めの完全なボール球。あんな球に手が出るのかというところだった。三振という結果だけを言っているわけではない。甘い球まで見逃して、一度もバットを振らずに追い込まれてしまった。勝負強いバッターであれば、ガンガン振って勝負を決めにいっている。見ていて非常に物足りない。このあたりに勝負弱さを感じる。何か、自分で自分を苦しめているようですらあった。

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  • 木浪は四回2死満塁で空振り三振。田尾氏には弱気な打席にみえた